そこにあるのは生首と流れた血だけ。それともう一つ………



「華ぁ!!何処だよ~」


太一は草を
かき分けながら

華を探す



―ガサッ



すると違う方向から
音が鳴った



太一はその

音が鳴った方向に
向かった



すると長い黒髪の
女の子の後ろ姿が見えた


間違いない…
あの後ろ姿は華だ



そう思った太一は
急いで華の居るところに

向かった


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