青空の紙ヒコーキ
「はる…」
あたしにだけ聞こえるような声で陽は言う。
「出る?始業式。」
「え…?」
「はるが外見てぼーっとしてるからサボりたいのかなーって思って。」
「ん~…空見たくなってきた。」
「んじゃいつものとこ行こっか。」
「うん!!」
あたしたちだけの秘密の場所。
そこが「いつもの場所」
「んじゃ10分後に体育館に入場だからなー
くれぐれもサボるんじゃないぞ。
特に戸田!!あと五十嵐。」
「「はぁ~い。」」
あたしたちは気の抜けた返事をする。
てらりんもそんなこと言ったって無駄だって分かっているのに絶対言ってくる。
あたしにだけ聞こえるような声で陽は言う。
「出る?始業式。」
「え…?」
「はるが外見てぼーっとしてるからサボりたいのかなーって思って。」
「ん~…空見たくなってきた。」
「んじゃいつものとこ行こっか。」
「うん!!」
あたしたちだけの秘密の場所。
そこが「いつもの場所」
「んじゃ10分後に体育館に入場だからなー
くれぐれもサボるんじゃないぞ。
特に戸田!!あと五十嵐。」
「「はぁ~い。」」
あたしたちは気の抜けた返事をする。
てらりんもそんなこと言ったって無駄だって分かっているのに絶対言ってくる。