青空の紙ヒコーキ
* * *
「俺の口パク、通じた?」
「うんっ!!分かったよ。」
「寺脇先生の声、グラウンドまで聞こえてた。」
「えー!?戸田ー!!ってのも聞こえてたの?」
「うん。サッカー部のみんなで少しだけ笑ってた。」
「えー!?さすがにちょっとそれは恥ずかしい!!」
「寺脇先生を怒らせたんでしょ?」
「だってさー陽があたしが見えるとこで楽しそうにサッカーやってたらさー
あたしだってサッカーやりたくなるに決まってんじゃん。
あの教室辛すぎるよー!!」
「もしかして怒られた原因って外を見すぎだったから?」
「多分…それ。っていうか外見てたっていうよりはなんか気付いたら陽を目で追ってた!!」
「そっか…。」
陽はなんだかとても嬉しそうに微笑んだ。
ってゆーか陽はあたしが怒られたのが嬉しいの!?
んー!!なにそれっ!?
「なんか…
あたしが怒られるのってそんなに嬉しいこと?」
「え…?」
「俺の口パク、通じた?」
「うんっ!!分かったよ。」
「寺脇先生の声、グラウンドまで聞こえてた。」
「えー!?戸田ー!!ってのも聞こえてたの?」
「うん。サッカー部のみんなで少しだけ笑ってた。」
「えー!?さすがにちょっとそれは恥ずかしい!!」
「寺脇先生を怒らせたんでしょ?」
「だってさー陽があたしが見えるとこで楽しそうにサッカーやってたらさー
あたしだってサッカーやりたくなるに決まってんじゃん。
あの教室辛すぎるよー!!」
「もしかして怒られた原因って外を見すぎだったから?」
「多分…それ。っていうか外見てたっていうよりはなんか気付いたら陽を目で追ってた!!」
「そっか…。」
陽はなんだかとても嬉しそうに微笑んだ。
ってゆーか陽はあたしが怒られたのが嬉しいの!?
んー!!なにそれっ!?
「なんか…
あたしが怒られるのってそんなに嬉しいこと?」
「え…?」