青空の紙ヒコーキ
あたしは屋上のドアを開けた。
風がびゅうっと吹いて、あたしの顔に当たる。
「んーっ!!気持ちいい♪快晴ー!!」
「うん。気持ちいい。」
陽はにっこりと微笑んだ。
あたしはこういう柔らかい顔の陽にいつもなんか安心する。
「もう1年経っちゃったのかぁ…」
「早いよね。1年とか。」
「うん…全速力で駆け抜けた感じがする!!」
「確かにはるは全速力だったかも。」
「だったら陽もじゃん!!
ずーっとあたしと一緒にいたんだからさ!!」
「まぁ…そうだね。」
「てゆーかさ…
あたしと陽が初めて会話したのもここだったよね!?」
「そうだね。」
「さっきからそうだねばっかりー!!
ちゃんと覚えてる?」
「覚えてるよ。
まるで昨日のことみたいに鮮明にね。」
風がびゅうっと吹いて、あたしの顔に当たる。
「んーっ!!気持ちいい♪快晴ー!!」
「うん。気持ちいい。」
陽はにっこりと微笑んだ。
あたしはこういう柔らかい顔の陽にいつもなんか安心する。
「もう1年経っちゃったのかぁ…」
「早いよね。1年とか。」
「うん…全速力で駆け抜けた感じがする!!」
「確かにはるは全速力だったかも。」
「だったら陽もじゃん!!
ずーっとあたしと一緒にいたんだからさ!!」
「まぁ…そうだね。」
「てゆーかさ…
あたしと陽が初めて会話したのもここだったよね!?」
「そうだね。」
「さっきからそうだねばっかりー!!
ちゃんと覚えてる?」
「覚えてるよ。
まるで昨日のことみたいに鮮明にね。」