青空の紙ヒコーキ
「はるおっそーい!!」

「待ちくたびれたんですけどー!!」

「ごめんごめん!!
えっと、男子はあっちの2つのロッジみたいなとこ使って、女子はあたしに着いてきてくださーい。」

「お前…男子の扱いおかしいだろ!?」

「だって分かるでしょ?
1201と1202って書いてあるから。」

「はる。」

「ん?」

「多分場所分かると思うけど、ここの地図貸して。
男子の方は俺、やっとくから。」

「あ、うん。ありがと。
あ、シャツ!!」

「うん。」

「なんか…ごめんね。借りちゃって。っていうかありがとう。」

「うん。どういたしまして。
あ、集合場所はどこにする?」

「もうお昼だから、あっちの鉄板あるとこで焼きそばやっちゃおうかなって。」

「うん。分かった。
じゃああとで。」

「うん。」

「はるー!!行こー!!」

「はーい!!」



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