青空の紙ヒコーキ
「紙ヒコーキ飛ばしたらてらりんのに怒られた!!」

「懐かしいなぁ…それ。」

「てかあれはあたしたちが悪いんじゃなくて風が悪いのにー!!」

「ああ…確かに。」

「怒られ損ー…。」

「だね。」

「でもさっ!!また今年も一緒にいられるね♪
来年クラス替えないから高校3年間一緒!!」

「言われてみれば…そうだね。」

「嬉しいなー!!今年は修学旅行もあるしさ。イベントいっぱい♪」

「俺も…はると一緒で嬉しいよ。」

「うんっ!!
ってかだんだん眠くなってきたぁ…
ロング前には起こしてー…。」

「え?ちょっと…はる?」



あたしはあまりにも気持ちの良すぎる太陽の光のせいで、いつの間にか眠りに落ちていた。



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