青空の紙ヒコーキ
ファンタをひとつ、笹川に渡してベンチに座った。
「はると陽くんに気を使ったの?」
「え?」
「はるの叫んだこと、陽くん気になってるっぽかったから、二人きりにして話させてあげたかったんじゃないの?」
「えっと…ま、まぁな。」
嘘。
そんなことは全然考えてなかった。
ただ、笹川と二人になりたかった。
正直に言えば…
でもんなこと笹川に面と向かって言えねーけど。
「っていうか奢ってもらっちゃってごめんね。
別に奢ってもらう気なんて最初からなかったのに。」
「えー別に全然。
つーか俺こそここまで引っ張ってきちまってごめんな。」
「ううん。全然。」
おっと…無言になった…
沈黙ってダメなんだよな。
俺は自分から沈黙を破ることにした。
「はると陽くんに気を使ったの?」
「え?」
「はるの叫んだこと、陽くん気になってるっぽかったから、二人きりにして話させてあげたかったんじゃないの?」
「えっと…ま、まぁな。」
嘘。
そんなことは全然考えてなかった。
ただ、笹川と二人になりたかった。
正直に言えば…
でもんなこと笹川に面と向かって言えねーけど。
「っていうか奢ってもらっちゃってごめんね。
別に奢ってもらう気なんて最初からなかったのに。」
「えー別に全然。
つーか俺こそここまで引っ張ってきちまってごめんな。」
「ううん。全然。」
おっと…無言になった…
沈黙ってダメなんだよな。
俺は自分から沈黙を破ることにした。