青空の紙ヒコーキ
とか突っ込んでみても虚しくなるだけで、あたしは大人しくちょっとおしゃれな感じのテラスに向かった。

風が気持ちいい。
イスに座ってぼーっと景色を眺める。


「はーるっ!!」

「梨絵!?」

「やっぱここだと思ったー。
座っていい?」

「もちろん。どーぞ。」

「ありがとっ♪
あ、お茶買ってくるね。」

「あ、ありがと!!」


梨絵はペットボトルを2本買ってきてくれた。


「はい。」

「ありがとね。お金あとで払うから。」

「明日1本奢ってよー♪」

「オッケー♪じゃ、それでチャラってことで。」

「うん。」

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