青空の紙ヒコーキ
* * *
空港…。
もう帰るのかぁ…早かったし…
あんまり楽しくなかったな…修学旅行。
ぼーっとそんなことを思う。
「梨絵ー。あたしトイレ行ってくるからちょっとチケット持っててー。」
「はーい。
行ってらっしゃい。」
* * *
「はるのチケット手に入っちゃったんだけど…」
「マジで!?
俺、陽のチケット入手できなかったからありがてぇ!!
つーことは、俺がはるのチケットもらって、梨絵は俺のチケットをはるに渡せばいいんだな。」
「そういうことになるね。」
「おっしゃ!!これで少しは解決するだろ。」
「うーん…かえってはるが混乱しちゃうかもだけど…。」
「え?」
「女子にはいろいろあるの。」
「ふーん…そうなんだ。ま、それは後でな。」
「うん。」
「とにかく。
俺たちが出来ることはあいつらがちゃんと話すことのできる機会を作ること、だろ?」
「そうだね。」
「つーわけで、あとはあいつら次第だからさ。」
「うん。」
空港…。
もう帰るのかぁ…早かったし…
あんまり楽しくなかったな…修学旅行。
ぼーっとそんなことを思う。
「梨絵ー。あたしトイレ行ってくるからちょっとチケット持っててー。」
「はーい。
行ってらっしゃい。」
* * *
「はるのチケット手に入っちゃったんだけど…」
「マジで!?
俺、陽のチケット入手できなかったからありがてぇ!!
つーことは、俺がはるのチケットもらって、梨絵は俺のチケットをはるに渡せばいいんだな。」
「そういうことになるね。」
「おっしゃ!!これで少しは解決するだろ。」
「うーん…かえってはるが混乱しちゃうかもだけど…。」
「え?」
「女子にはいろいろあるの。」
「ふーん…そうなんだ。ま、それは後でな。」
「うん。」
「とにかく。
俺たちが出来ることはあいつらがちゃんと話すことのできる機会を作ること、だろ?」
「そうだね。」
「つーわけで、あとはあいつら次第だからさ。」
「うん。」