青空の紙ヒコーキ
「それにしても梨絵…遅いなぁ…。」
「はる…ここ?」
「陽!?
えっと…うん。ここだけど…。」
「じゃあ俺、隣だ。」
「えぇ!?」
「俺も驚いた。
てっきり隣は久哉だと思ってたら…。」
「うん。
あたしも梨絵が隣だと思ってた…。」
「って久哉はどこにいるんだろう?」
「うん…梨絵は…?」
立ちあがって周りを見まわした瞬間、目に入った梨絵と安藤。
梨絵はひらひらとあたしに手を振ってる。しかも妙な笑顔付きで。
それに口パクで
『素直に話しちゃいなさい♪』
って言ってるし。
あたし…
多分無理だと思うよ梨絵。
素直に話すなんて…。
「はる…ここ?」
「陽!?
えっと…うん。ここだけど…。」
「じゃあ俺、隣だ。」
「えぇ!?」
「俺も驚いた。
てっきり隣は久哉だと思ってたら…。」
「うん。
あたしも梨絵が隣だと思ってた…。」
「って久哉はどこにいるんだろう?」
「うん…梨絵は…?」
立ちあがって周りを見まわした瞬間、目に入った梨絵と安藤。
梨絵はひらひらとあたしに手を振ってる。しかも妙な笑顔付きで。
それに口パクで
『素直に話しちゃいなさい♪』
って言ってるし。
あたし…
多分無理だと思うよ梨絵。
素直に話すなんて…。