青空の紙ヒコーキ
「はると話せなくて、俺も辛かった。
だってはる、目も合わせてくれないし。」

「だって…なんか…気まずくて。」

「挨拶してもそっけなかったし。」

「もーごめん!!もうしない!!」

「約束だよ?」

「うん!!約束するっ!!」



やっぱり…

陽のそばが一番落ち着く。
一番幸せな気持ちになる。

梨絵と一緒にいるときとは違った…
この『気持ち』


なんなのかは分かんないけど…

久しぶりに感じる陽の優しさで、

あたしはなんかホッとしたんだ。


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