青空の紙ヒコーキ
学校まで全力で走る。

「もーっ!!信じらんないんだけど秋姉!!」









あたしは掴んだドアを思いっきり開けた。


「戸田ー… 残念だったな。あと30秒早かったら遅刻じゃなかったのに。」

「てっ…てら…てら…りん…
きょ…今日はか…なり… あたし…が…んば…ったんだ…けど…
みの…がして…く…れたりは…し…しないの…?」

「俺はそんなに甘くない。 とりあえず席につけ。」

「はぁい…。」


こんなに頑張ったのに…
遅刻とかてらりんめちゃくちゃ鬼だ!!

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