青空の紙ヒコーキ
「目の下のクマ。
ちょっとひどすぎない?」

「へ!?
そ…そうかな!?」

「うん。」

「そんなことないよっ!!
ちょっとマンガ読んでたらさ、いつの間にかすっごい時間経ってて…。」

「ふーん…そうなんだ…。」


あ?ちょっとは誤魔化せたかな…?
でも微妙に誤魔化せてない気がする。


「今日は…ちゃんと寝なよ?漫画はやめて。」

「うん!!ありがとね!!陽。」


陽は心配そうにあたしの顔を見て、その後、ゆっくりと優しく微笑んだ。


でも陽ごめん…

あたし、今日も寝れないんだ…。


だって今…
クリスマスプレゼント作ってるから…
まさかの手編みのマフラーだけどね…



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