青空の紙ヒコーキ
「むしろ…すごく似合ってるよ。
いつものはると違ってびっくりしたけど…

すごく…可愛い。」

「へ!?ってか…えぇ!?」

「だから…可愛いよ、はる。」

「っ…。」


あたしの顔は一気に赤くなる…

だって…

いつも、『元気だね?』とかは言われても

『可愛いね。』

なんて言われないし…

しかも陽に言われるなんて…

思ってなかったから…。


「はる?どうしたの?
大丈夫…?具合悪い?」

「だ…だだだ…大丈夫!!」

「そう?なら、行こう。」


陽はあたしの手を引いて進みだす。

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