青空の紙ヒコーキ
* * *


「んにゃ〜美味しかった♪」

あたしの家の近くに陽は住んでる。

だからいつも必然的に一緒に帰ってる。
これもあたしにとってはいつものこと。


「美味しかったね。」

「また行こうねっ!!」

「うん。」

「じゃあねー陽。」

「うん。また明日。」

「うん!!バイバイっ!!」




あたしは笑顔で陽の背中を見送る。



あたしにとってはこれも当たり前。

だけど…

あたしにとっては毎日大切。

陽といるのはいつだって楽しいから。

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