青空の紙ヒコーキ
*陽side*
「もう3週間?」
「明日で3週間。」
「お前の口から、ため息しか聞いてねぇ。」
「ため息しか出ない。」
「それ重症。」
「分かってる。」
はると話せなくなって約3週間。
俺は日に日に衰弱している。
「おっしゃ!!
今日は俺んちで語り合おうぜ!!
つーかホントは梨絵と帰りたかったのに梨絵がはる連れて帰っちゃうからさー…
仕方ねぇから陽で我慢してやる。
つーわけで帰ろうぜー。」
「…うん。」
久哉には申し訳ないと思ってる。
せっかく笹川さんと両想いになったばかりだっていうのに、こんなことで迷惑かけてしまって…
どうして俺は…こうも上手く出来ないんだろう。
「もう3週間?」
「明日で3週間。」
「お前の口から、ため息しか聞いてねぇ。」
「ため息しか出ない。」
「それ重症。」
「分かってる。」
はると話せなくなって約3週間。
俺は日に日に衰弱している。
「おっしゃ!!
今日は俺んちで語り合おうぜ!!
つーかホントは梨絵と帰りたかったのに梨絵がはる連れて帰っちゃうからさー…
仕方ねぇから陽で我慢してやる。
つーわけで帰ろうぜー。」
「…うん。」
久哉には申し訳ないと思ってる。
せっかく笹川さんと両想いになったばかりだっていうのに、こんなことで迷惑かけてしまって…
どうして俺は…こうも上手く出来ないんだろう。