青空の紙ヒコーキ
* * *
「では…寺脇先生が朝話したように球技大会の種目決めをしたいと思います。」
陽が説明していくのをぼーっと隣で聞いているあたし。
そんなあたしをやれやれというふうにてらりんが見る。
「戸田ぁ!!お前も少しは説明とかしろよ。五十嵐に任せるな。」
「だって~陽のほうが滑舌かなりいいもん。
みんなも陽が喋った方が幸せでしょ?」
女子は一斉に頷く。
うちのクラスの女子はみんな素直。
「そういう問題じゃない!!
五十嵐!!なんか戸田に読ませろ!!」
「えっと…じゃあこのメモ読んでくれる?」
陽のメモを渋々受け取った。
いつ見ても字綺麗。
「じゃあ…説明しまーっす。」
「しまーっすじゃなくてしますだろ?」
「てらりんうるさーい!!静粛に!!」
「はぁ!?
まぁいいや。続けて。」
「では…寺脇先生が朝話したように球技大会の種目決めをしたいと思います。」
陽が説明していくのをぼーっと隣で聞いているあたし。
そんなあたしをやれやれというふうにてらりんが見る。
「戸田ぁ!!お前も少しは説明とかしろよ。五十嵐に任せるな。」
「だって~陽のほうが滑舌かなりいいもん。
みんなも陽が喋った方が幸せでしょ?」
女子は一斉に頷く。
うちのクラスの女子はみんな素直。
「そういう問題じゃない!!
五十嵐!!なんか戸田に読ませろ!!」
「えっと…じゃあこのメモ読んでくれる?」
陽のメモを渋々受け取った。
いつ見ても字綺麗。
「じゃあ…説明しまーっす。」
「しまーっすじゃなくてしますだろ?」
「てらりんうるさーい!!静粛に!!」
「はぁ!?
まぁいいや。続けて。」