青空の紙ヒコーキ
* * *
バスケの練習後、あたしはなんだか妙にもやもやして梨絵に愚痴ってる…。
「それで?あんたは何が言いたいのよ?」
「んっとね…あたしの『普通』って『普通』じゃないの?」
「はぁ?」
「だってさ~あたしと陽が仲良い=付き合うって普通ならなくない?
みんな意味分かんない!!
あたしにとっては陽がいつもそばにいることは普通で、でもそれにみんなが言ってるような恋とかそーゆー気持ちはないの。」
「ふ~ん…。」
「って聞いてた?人の話。」
「聞いてたって。それって相手が陽くんだからじゃん。周りが騒ぐのは。」
「陽…だから?」
「そ。人気者の超イケメンである五十嵐陽だから。
はるの男友達っていうか男友達で親友なのが陽くんじゃなかったら、そんな風にはなってないと思うけど。」
「陽…だから…。」
「でも、あたしははるが気にする必要もないと思うけどな。」
「それってどういう…?」
「はるははるらしく。ね?
陽くんは『大親友』ってことでいいじゃん。
それがいつか変わる日がくるかもしれないし。」
「変わる日?」
「こっちの話。
とにかく!!はると陽くんが大親友なのは紛れもない事実なんだからさ。
仲良いのはやめられないでしょ?」
「うん。」
バスケの練習後、あたしはなんだか妙にもやもやして梨絵に愚痴ってる…。
「それで?あんたは何が言いたいのよ?」
「んっとね…あたしの『普通』って『普通』じゃないの?」
「はぁ?」
「だってさ~あたしと陽が仲良い=付き合うって普通ならなくない?
みんな意味分かんない!!
あたしにとっては陽がいつもそばにいることは普通で、でもそれにみんなが言ってるような恋とかそーゆー気持ちはないの。」
「ふ~ん…。」
「って聞いてた?人の話。」
「聞いてたって。それって相手が陽くんだからじゃん。周りが騒ぐのは。」
「陽…だから?」
「そ。人気者の超イケメンである五十嵐陽だから。
はるの男友達っていうか男友達で親友なのが陽くんじゃなかったら、そんな風にはなってないと思うけど。」
「陽…だから…。」
「でも、あたしははるが気にする必要もないと思うけどな。」
「それってどういう…?」
「はるははるらしく。ね?
陽くんは『大親友』ってことでいいじゃん。
それがいつか変わる日がくるかもしれないし。」
「変わる日?」
「こっちの話。
とにかく!!はると陽くんが大親友なのは紛れもない事実なんだからさ。
仲良いのはやめられないでしょ?」
「うん。」