青空の紙ヒコーキ
バシッ!!

あたしのスマッシュが決まる。


「ナイスはる!!」

「えへへっ♪ありがとー!!」

ハイタッチを交わす。

陽とのハイタッチが一番好き。

なんか自分に合った実力者に認められたって気持ちになるから。




そう。

なんであたしたちが最強かって言うとホントは陽がいるから。

実はあたしのせいじゃないんだ。

あたしが動きやすいように陽が動いてくれるから。

たったそれだけ。

でも、

それは陽しかできない。




「あと1点だよ!!」

「分かってるよ。決めていいからねはる?」

「うん。」

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