青空の紙ヒコーキ
「よ~うっ!!」

「久哉。おはよ。」

「お前は毎日爽やかすぎて男の俺でも嫉妬しちまいそうだぜー!!」

「朝からキモいって。安藤。」


安藤久哉(アンドウヒサヤ)
陽のそばにまとわりついてる男。
ていうか陽の友達。
野球部。
ちなみに…

梨絵の好きな人。


「はーるっ!!
ちびっ子すぎて見えなかった…」

「安藤うざーい!!
陽、やっつけちゃってよー!!」

「はるの頼みなら…。」

「ひっで!!男の友情を簡単に捨てやがって!!」

「残念でしたー♪陽はあたしに甘いんですー!!ね?」

「そうだね。俺、はるに結構甘いかも…。」

「そうやってすぐ認めんなよ陽。時にはるに厳しくするのも教育だって?」

「俺、親じゃないんだけど…。」



これがいつもの、毎日変わらないあたしの朝。


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