青空の紙ヒコーキ
「じゃはる、肉焼け!!」

「それなら任せて!!」

「おーはるが焼いた肉、俺にも食わせてくれよー♪」

「俺にも俺にもー!!」


え…?なんだかクラスの男子が群がってきた…
ってゆーか!!
自分の食べる肉くらい…


「自分で焼けっつーの!!」

「お前がさっき食べたやつ、俺らが焼いたんだからさー」

「お互い様ってことで。」

「えっ!?そうなの!?
仕方ないなぁ…
林の分と…武山の分と…梨絵の分にあたしの分でしょ…」

「ってお前自分の分多すぎんだよ!!」

「自分で焼くから別にいいでしょーが!!」

「そういう問題じゃねーよ!!
皆平等にの精神はお前にねーのか!!」

「あたしが一番頑張ったじゃん!!
その頑張りに応じて肉は配分されるべきだと思いまーす!!」

「うるせー!!
いいから焼けっ!!」

「うざー!!林と武山の分際で―!!」

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