青空の紙ヒコーキ
あたしと安藤とてらりんの会話を楽しんでいるのは去年も同じクラスだったメンバーだけ。
陽もあたしの隣で笑ってるけど。
半分以上はぽかーんとした顔をしてる。
「え…どうしよ…なにこの空気…。梨絵ぇ…。」
「自分で蒔いた種でしょ?あたしに頼んないでよ…。」
「えー!!見捨てんの…?
だから最初のこの時期は嫌ー!!」
「戸田…」
「はい…どうぞ。あとはてらりんに処理してもらう。」
「おまっ…変な空気を俺に押し付けるな。」
「担任の仕事仕事ー♪」
「もうお前の評価は全部1だ。」
「鬼ー!!」
「寺脇先生…。」
「おお…すまない五十嵐。
さて、今日はこの後、始業式があって…。」
てらりんの業務連絡が始まった。
たいていあたしは聞いてない。
ぼーっとグラウンドを眺める。
あー走りたいな。
今日天気イイし。
陽もあたしの隣で笑ってるけど。
半分以上はぽかーんとした顔をしてる。
「え…どうしよ…なにこの空気…。梨絵ぇ…。」
「自分で蒔いた種でしょ?あたしに頼んないでよ…。」
「えー!!見捨てんの…?
だから最初のこの時期は嫌ー!!」
「戸田…」
「はい…どうぞ。あとはてらりんに処理してもらう。」
「おまっ…変な空気を俺に押し付けるな。」
「担任の仕事仕事ー♪」
「もうお前の評価は全部1だ。」
「鬼ー!!」
「寺脇先生…。」
「おお…すまない五十嵐。
さて、今日はこの後、始業式があって…。」
てらりんの業務連絡が始まった。
たいていあたしは聞いてない。
ぼーっとグラウンドを眺める。
あー走りたいな。
今日天気イイし。