○ピンキーリング○
「美帆~!いくら隣だからって来るの早くない!?」
そう言いながら柚雨が玄関を飛び出した。
「そのままいこっ♪っていたのはどこのどいつ!?」
柚雨はそのままいこっ♪とか言ってたから準備なんてしなくてもいいのに。
「ここの淵東柚雨です!!」
いくら怒ったって反省しないんだから。
ハイテンション馬鹿にもほどがあるよ。
「もー、いいよ!はやくいこっ!」
アタシはアクセサリーとかあまり興味ないからはやく買い物済ませてファミレスにでも行きたい。
バスに乗って駅に着いた。
「キャー!!」
バスを降りた瞬間柚雨が悲鳴のような大声を上げた。
っといっても柚雨はいつものこと。
だってハイテンション馬鹿だから(笑)
お店の中はいろんな学校の中学生でにぎわっていた。


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