* ど ろ っ ぷ
「でも決めるのは、はるるだ」
「俺は、お前になんか負けへんねん!」
そう健斗は、叫んだ。
「なにがなんでもお前を蹴り落としたんねん、プライドもじゃ」
間宮くんは、鼻で笑う。
そして去って行った。
「行くなって言っただろ?」
そう言ってあたしを後ろから抱き締めた。
『・・・え?』
「・・・間宮」
学くんは、びっくりしてる感じ。
・・・あたしもびっくりだし;
『ど・・・どーしたの?!』
間宮くんの服装もカッコイイ・・・
なんか違うわ、
うん、そんなんじゃなくて・・・
「そんなんじゃなくて」
・・・;;;(笑)
え、間宮くんあたしの心の中を・・・!?
「ま、バイバイ」
そう言ってあたしの腕を引っ張る。
「王子・・・」
そう学くんは、間宮くんを呼ぶ
「なーに?」
あたし達は、振り返った。