* ど ろ っ ぷ
―数分前―
あたしは、冷蔵庫を開ける。
『・・・美味しそう』
そこにあったのは、プリン。
っま、食べてもばれないだろうっ
ってか、ばれても陸は怒らないであろう!
そう思って食べていたら・・・
――ガチャ
陸が部屋に入って来た。
「あーっ!はるる!!」
『・・・ん?』
「それ・・・まじ俺・・・」
すんごくがっくりした表情の陸。
「三ツ星レストランの通販プリン!1個1000円して取り寄せに半年かかったんだ!」
『えっ!??』
マジ!?どっかのスーパーでのやつと思った。
・・・一口も残ってない;
『・・・ごめんなさいっ!』
「許さないっ」
・・・そーいうわけで今に至るのだ。
すると陸の指があたしの中に入った。
『・・・いたっ・・・』
陸は、少しほほ笑む。
『やだ、陸っ』
「途中までだから」
そう言って蕾も触りながら指を入れ抜きする。