君のとなりに...


だけど全然ちがくて…


新しい学校の門をくぐり抜け教室に向かう私の目には、いろんな人が映って。


だんだん怖くなってきた。


怖い――
怖い―
怖いっ!!



その場に立ち止まってしまった。



やっぱり無理。
怖いよ…



そうしばらく立ち止まってると。



「君新入生??遅刻するよ?」


そう声をかけられた。



「ぁ…」


「わかった!!道分かんないんだろ??」



そんなはずないのに
だって学校はもう見えるもん。


なのに彼はそう聞いてきた。



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