-short story-
玲夏はそう言って俺を突き飛ばした。
え?
「ウチを他の子と一緒にすんな!!ばーか!!」
そう言って玲夏は荷物を持ち、
ロッカーから飛び出して行ってしまった。
俺は突き飛ばされたまま。
その場にペタンと座りこんでしまった。
そして、玲夏が出て行った扉しか見れなくて。
ただキョトンとしていた。
内心ビックリで・・・・・・
これが俺の本気の恋の始まりとは知らず、
俺はこの時何も考えられずただ座り込んでいた。
*end*