-short story-
玲夏にドッキリ








AM10時




朝の女子部屋。


玲夏は今日も鏡の前で髪の毛をいじる。


そうすると、後ろからあげはが来た。



「玲夏ぁ~。」


半泣きな声のあげは。


玲かは心配で振り返る


「どうしたの?」



「聞いてよ~。
柚夏が最近冷たい。」


そんないつものことじゃ・・・・・。

と思った玲夏はそれでもグッとこらえ、励ます。



「まぁ、柚夏はしょうがないよ!

気にしない気にしない♪」



笑顔で言うとあげははかえって暗くなってしまった。


あちゃー。
と思った玲夏は必死に慰めの言葉を探していると、
あげはの口から珍しい言葉が出て来た。




「千佳は優しいからイイよねー。」



玲夏はビックリしている。

いつもあげはが千佳の事話すときは、

綺麗か

女ったらしか

女装の事。


あげはが千佳の事羨ましがったことなんて1度もなかった。







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