-short story-
「やっぱり?」
織姫さんはクスクス笑っていた。
リビングは、綺麗に飾られてて、
奥にあるテーブルには大きなバースデーケーキ。
そして、クラッカーのゴミを拾い終わって、
奥のテーブルをまたいつものように囲んだ。
そして、千佳は立ち上がる。
「よーし!
恒例のプレゼント渡しと行きますかぁ♪」
そして、織姫さんからグルッと周り、最後は隣のあげはになった。
本当は顔も合わせたくないよ。
今、キット最悪な態度取っちゃう。
あげはは、私のそんな気持ち知らずにプレゼントを差し出す。
それはちょっと小さめの箱で可愛くラッピングしてある。
「今すぐ開けてみてよ♪」
あげはがそう言うから開けてみた。
ゆっくり箱の蓋を取ると中には可愛いストラップ。
あ。
コレって。
「新発売のストラップ?」
思わず声に出しちゃった。
そうするとあげははニコッと笑った。