-short story-







ついた場所はさっき柚夏と千佳の話を聞いた裏庭。


そこには柚夏しかいなかった。



いつも通り木影に寝そべっていた。




「ココで待ってなさい。」




織姫さんにそう言われ、さっきの話が聞こえる程度の木に私は隠れた。


多分ココからなら、柚夏からは見えてないのだろう。





織姫さんは柚夏に近づく。


そして、話しかける。



「また寝ているのかしら?柚夏くん。」



柚夏は眠りが浅かったのか突然声を掛けられてビックリしながら起き上った。




「・・・・・織姫さん。俺になんか様ですか?」



柚夏の素っ気ない態度に織姫さんはクスリと笑う。



「えぇ。2・3質問したいの。」






「・・・・・・・何ですか?」



その質問の内容がわかってないからか、

柚夏は素直に答えるらしく応じた。








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