-short story-
勇気の初恋
*中学の入学式当日*
8:25
毎朝この下宿所では、しゃべるウサギ。
ミッピョが大声を張り上げる。
「いい加減に起きなさーーーーい!!!!!」
ミッピョが叫んでいるのは男子部屋。
ベットがいくつか並んでるけど、1つを除き後はみんな空だった。
その1つに、ココの寝坊魔の1人。
勇気が寝ていた。
ミッピョが勢いよく掛け布団を取り上げると勇気もさすがに起きた。
勇気はゆっくりと体を起こし、あくびをしながら伸びをした。
「・・・・今何時?」
目がまだ完全に開いていない。
まだ眠いと、目が語ってるようだ。
「8:25よ!!
遅刻よー!!!」