-short story-
それから、ミッピョに頼まれ重い段ボールを2階に持っていかなければならなかった。
だって、さっきあげはと千佳が仲よさそうに話してるの見てるの嫌だったんだもん。
しょうがないじゃん。
だからミッピョの仕事引き受けたの。
もぉー!!
奥の部屋で
暗いし!!
最悪!!
あげはと来ればよかったぁー(泣)
ちょっと後悔して逆切れしながらドスドス階段を上って行くと階段を踏み外した。
え。
嘘。
そう思った時には落ちてて、右足を強打した。
「やだなぁ。もう、・・・・・ダッサイ。」
自然と涙が出てくる。
もうヤダ。
なんでよぉ。
あげはには柚夏がいるでしょ?
「・・・・・・うぅ。・・・・・」
泣いちゃった。
別に誰もいなかったし。
声をなるべく殺して泣いた。
声出したら迷惑かかる。
こんな弱い所見られたくない。
私のプライドが。