美女と美男の恋愛伝説2
byアイ

「すいませーん。」

何を飲むか決めたあたしとコウタは
店員さんを呼んだ。


「ご注文はお決まりでしょうか。」


「え!?」

その声を聴いた瞬間あたしは驚きを隠せ
なかった。

「ヒ・・・ロキ?」
「ア・・・アイ?」

そう。だってその店員は、ここにいるはずのない
ヒロキだったから。

「え?なんで?意味わかんない・・・。
 どうして?どうして、死んだはずのヒロキが
 いるの?」
「は?なんでヒロキがいるんだ?」

コウタも混乱している。


「ごめんな・・アイ。
 オレアイに死んだ。ってうそついてた。」
「なんで・・・。」
「だって・・・。
 俺のせいでアイが事故って記憶なくしたから。」

あたしは、最近忘れかけてた事故の記憶を
思い出した。

「事故・・・って・・・?」

その事故を知らないコウタはあたしに
聞いてきた。
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