美女と美男の恋愛伝説2

悲しい現実

byアイ

トゥルルルルルー。
トゥルルルルルー。

ガチャッ。


「もしもし、ヒロキ?」
「あ、ヒロキサンの知り合いの方で
 しょうか?」
「はい・・・。」


嫌な予感がした。


「救急隊員のものです。
 ヒロキサンがトラックにひかれたので
 至急病院まで来てください。」


ブチッ。


「コ、コウタ。」
「どうした?」
「ヒロキが・・・。
 ヒロキが死んじゃうよ・・・。」
「な、なんで。」
「ト、トラックにひかれた・・・。」
「とりあえず、病院行こう。」


あたしとコウタはヒロキがいる病院
に向かった。
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