バカと天才で
涼祐の学校は進学校で、地元じゃ有名の賢い学校。

私の学校は少し地元から離れてる、それでも悪い意味で知られてる、有名な高校。


「見てあの学ランっ覇商(ハショウ)の制服じゃん!格好いいなーしかも顔も良いしぃ」

「でも見てぇ隣に女いるじゃん」

イスに座ってる女2人組が話をしている。

覇商とは涼祐の高校の名前
私の高校の名前は馬場(ババ)高校、通称バ校

「でもあの女の制服馬鹿校のじゃん。まじないわー」
バ校よりも馬鹿校と呼ばれる方が多いけど。

「覇商と馬鹿校とが付き合ってるの~?まじ有り得なーい
覇商の人が可哀想」


「馬鹿校だってよ。ダセーなっ」
歯を見せて涼祐は大笑いをする

「涼祐、そこ普通、『他の奴なんて気にするな』って言うところでしょー?」

「他ノ奴ナンテ気ニスルナ」

「なんで棒読み!?」


まぁ、涼祐が好きだから他の人に何言われても別に良いけどね
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