バカと天才で
「あー、俺昨日涼祐と電話したしメールしたぞ?」
「本当!?」
ガタッと音を出して、思わず席を立つ。
「ほ、本当だって。だから座れば?」
「…ごめん」
大人しく席に座って考える。
「とりあえず、涼祐が無事で良かった」
「音信不通な訳?」
「…うん。なんでだろう…」
「美咲の事、好きじゃなくなったとか?」
胸がドクッとして、ズキッとした。幼稚な表現かもしれないけど、本当にそうだったから。
「……ウソだよ。美咲から連絡はした訳?」
「…うん」
「ふぅ~ん」
「ふ~んて!なんでそんな事言うのっ」
「…別に」
この時私は貴兎がどんな顔をしてるのか知らなかった。
「本当!?」
ガタッと音を出して、思わず席を立つ。
「ほ、本当だって。だから座れば?」
「…ごめん」
大人しく席に座って考える。
「とりあえず、涼祐が無事で良かった」
「音信不通な訳?」
「…うん。なんでだろう…」
「美咲の事、好きじゃなくなったとか?」
胸がドクッとして、ズキッとした。幼稚な表現かもしれないけど、本当にそうだったから。
「……ウソだよ。美咲から連絡はした訳?」
「…うん」
「ふぅ~ん」
「ふ~んて!なんでそんな事言うのっ」
「…別に」
この時私は貴兎がどんな顔をしてるのか知らなかった。