バカと天才で
「じゃまずは暗記物するか?歴史とか…」

「ご指導の程よろしくお願い致します。」

「お前が俺に頭下げるだなんて、明日雪降るんじゃね?」

「私に失礼だよっ」

「なんか空耳が聞こえるー」

「空耳じゃないですー」

「いいから勉強するぞ」

「貴兎が言い出したんじゃん!」

全く、貴兎め。

「歴史からで良いんだな?」

「うん、宜しくっ」

「今からテスト範囲全部暗記するのは無理だから、出そうな所を勉強するからな」

「はい先生!」

「その元気最後まで持てば良いけどな」

「…が、頑張りマス」

「頑張ってくれ」
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