ねくすと★DOLL
ザワ……。ザワ……。
「おいおい、またヤッてるみたいだぜ」
「ホント、いい迷惑だよなぁ~」
5、6人といった所か。
上級生たちがざわざわしながら、とある一室の前に固まっていた。
「んんっ?」
コータは、ふと足を止めた。
上を見ると『生物実験室』と書かれたプレートが掲げられている。
「行こうぜ。コイツらと話し合ってもムダだ」
「そうだな」
上級生たちは、ブツブツいいながらその場を後にした。