ねくすと★DOLL
ガラッ!!
部室のドアが開いた。
「おおっ!! 亀山じゃないか!!」
町田は嬉しそうに、コータに近づいた。
「昨日は、何処に行っておったのだ!?」
「いや、あの、その……」
「コータくんっ!! おっはよ!!」
続いて、タマミが入室する。
「コータくん、やっと決心してくれたんだねっ!!」
「も、桃園さん、あの……」
「頑張って、コータくんが主人公のマンガ書くね!!」
「は……はははっ……」
コータは、力なく笑うしかなかった。