指から滴る雫のあとは、君の涙
みずみずしくなる黄金の林檎…。




胡桃の涙で光ってる。




「そんなに不安?」

「うん、…そうだよ?」




俺だけをみてるお前が堪らなく愛しい。




自分の気持ちは伝えないで胡桃を焦らす最低な奴。




「俺のこと知りたい?」

「鈴音、無理矢理だよそれは。」

「言えよ、知りたいって」




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