指から滴る雫のあとは、君の涙
来なければ良かった……。




鈴音も彼女を否定したのがムカツク…。




「……鈴音」

「どうした?」

「どうしたって知ってるくせに…」

「胡桃の口から聞きたい。」



わかってる…嫉妬してることなんか。




だからわざと言わせようとする……。




「リサさんと…仲良くしないで。」

「なんで?」




下を向く私を覗きこんだから余計に言いづらくなった。




「嫉妬するから…んん」

「そんなこと言ったから、ちょっと食わせろ」




鈴音が口内に舌を浸入させて、私の声が溢れ出す。




「…んぁ……んん」

「もっと見せて?」

「ゃあ……鈴…音…んん」




胸の膨らみを触って、味わうように舐めた舌の感触に感じてしまう。




「…んゃ……」




スッと服から手が出て、頭を撫でてくれた。




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