指から滴る雫のあとは、君の涙
教室につくと…




「鈴音…だ!今日もカッコイイー」

「好きな人いないのかなあ?」



こそこそ聞こえてくる俺の名前…まあ悪くはないか




好きな人…なあ?




いるよ…告白してえよ




「そういえば…学祭!カップルでなんとかかんとかだけど…なんだっけ?」




こそっと聞こえてくる言葉に耳を傾けていた




カップル…?




なれるのか…?
形だけでいい絶対にあいつと一緒がいい




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