指から滴る雫のあとは、君の涙
鈴音なんて別に好きじゃないからそんなに簡単に言えるんだ……。
触るのは一応、恋人だから?
「……知ってた」
「……」
「辛い顔して泣くことを。」
「……」
「聞いてやれば良かった。」
ソファーに座って泣く私。
鈴音は何度も私の髪を撫でて言葉をかける…。
触るのは一応、恋人だから?
「……知ってた」
「……」
「辛い顔して泣くことを。」
「……」
「聞いてやれば良かった。」
ソファーに座って泣く私。
鈴音は何度も私の髪を撫でて言葉をかける…。