指から滴る雫のあとは、君の涙
カフェ……?




男子ばっか……。




「海斗だ、海斗〜!!」




鈴音と同じクラスなんだ。




鈴音知らないから違うクラスだったと思ったのに。




「胡桃来たらだめだろ。」

「なんで〜」

「胡桃のこと、仕事してる奴ら見てるし」

「本当だ、こんにちは」




あっお客になってあげよう!!



イスに座ると、水が出された。




「可愛いですね。彼氏いるの?」

「ん?仕事はいいの?」

「胡桃さんとしゃべりたくて」

「俺のに気安く話すな」




顔……青ざめてる。




鈴音怖いよ……。




「鈴音の彼女?」

「そうに決まってる」

「鈴音に似合うのは胡桃さんしかいないかー」




もう。今日は幸せ到来?




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