指から滴る雫のあとは、君の涙
詳しく聞くと…カップルで出場らしい…




胡桃はフリーでありますようにっと願ってまもなく




告白されてる胡桃を見てしまった




ふったみたいなのか
こっちに向かってきた




「あっ鈴音…」

「モテるなーお前…」

「鈴音も…もてるから…嫉妬する…」

「なんだよ…なんで嫉妬するの?」

「鈴音…やだうざい、じゃね!」




俺の横を…簡単に通っていく…まるで他人みたいに




いつもこうやって苛める
だって楽しいから




胡桃を困らすの、困った顔も可愛い…




そんな胡桃はもうカップル作ったのか?




胡桃とあう奴なんて俺以外いねーし




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