指から滴る雫のあとは、君の涙
鈴音……イヤ。




こっち来ないでよ!!期待するじゃない…。




「胡桃……違うよ」

「リサさんとあんなことしてたのに?」




私……彼女だよ?なんで嘘つくの?




「おい……待てよ」




来なきゃ良かった…。




家に着いてベットで涙を溢す…。




ここで何回泣いたかな。もう染みになってるかもね…。




最初から鈴音とハッピーになれるわけない。



わかってたはずなのに現実は残酷…。



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