指から滴る雫のあとは、君の涙
そばによって頭を優しく撫でる鈴音




「もう…やだあ!!」

「何がだよ…どうしたんだよ?」

「私のとこから離れたらいやだっ!!」

「離れねえよ…いるから、だからそんな悲しい顔すんな」

「今日は…一緒に寝てぇー」

「襲うぞバカ」

「それは無理だけど、一緒がいい!!」




わがままはわかってるけど
鈴音…好きだもん




< 21 / 173 >

この作品をシェア

pagetop