指から滴る雫のあとは、君の涙
友達でもこんなキスできるのかな?




いやできるよ、感情がなくてもきっとできる




幼なじみだから…、




鈴音がここの高校だと知ったとき、「よっ!」っと親しみのある言葉に嫌気が指す




鈴音とはあのとき、「初めまして」だったら




そんな出会いだったら、恋人になれたかな?




「そうなんだー」




悩んでいるときは美織の出番ポテチを食べながらも聞いてくれる




「好きなの?」

「うん」




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