指から滴る雫のあとは、君の涙
今日はだから…鈴音にご飯を作ってあげようと思う




そうしたら、少しは好きになってくれる気がしたから




「今日、遅くなるから迎えに来なくていいよ?」

「なんでだよ…」

「…もしかして嫉妬?」




気づいたときには、追い詰められてて……




「俺にそんなこと言うんだ?」

「悪いの?」

「ああ、悪い」

「…ん…ふぁ」




とろけちゃうよ…




体がもたない…鈴音は加減というものを知らないの?




「んで、理由は?」

「言わない…言いたくない」



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