指から滴る雫のあとは、君の涙
左腕にしてた腕時計を見ると…。




10時!?そんなに遅かったんだ…。




「ごめんね……?」

「海斗になんかされた?」

「されてないよ?」




ちょっと嫉妬してくれた?




なら嬉しいよ!!




「鈴音、今日は私がご飯作る!!」

「作れんの?」




何…食べてないのにまずそうな顔。




私の料理で笑顔にさせるんだから!!




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